2027年度(令和9年度)の国家公務員採用試験は、前倒しが人事院から正式に発表されています(一般職・専門職は約1ヶ月、総合職〈春〉は約半月)。第1次試験日は、総合職(春)が2027年2月28日(日)、専門職(大卒程度)が4月25日(日)、一般職(大卒程度)が5月2日(日)です。
この記事では、発表済みの確定日程と、まだ発表されていない試験の「前年実績」と「発表される時期の目安」を1ページにまとめます。日程の発表があり次第、この記事を当日中に更新します。
【確定】国家公務員試験は2027年度から前倒し(一般職・専門職は約1ヶ月)
人事院は令和8年3月5日に、2027年春実施の採用試験日程の前倒しを発表しました(人事院の発表ページ)。確定している日程は次のとおりです。
| 試験 | 第1次試験日 | 最終合格発表 |
|---|---|---|
| 国家総合職(春・院卒者/大卒程度) | 2027年2月28日(日) | 5月下旬 |
| 国家専門職(大卒程度) | 2027年4月25日(日) | 7月上旬 |
| 国家一般職(大卒程度) | 2027年5月2日(日) | 7月上旬 |
人事院は一般職・専門職について「1か月程度前倒し」と明記しています。総合職(春)は前年の3月15日から2月28日への変更なので約半月の前倒しです。人事院は理由として「国家公務員を志望する皆様がより早い時期に受験できるように」と説明しており、最終合格後の内々定も約1ヶ月早まるとされています。
注意点がひとつあります。申込受付期間と、第1次試験合格発表より後の日程は、2026年11月中旬をめどに公表予定とされています(同発表)。つまり「試験日は決まったが、申込がいつ始まるかはまだ出ていない」状態です。公表され次第、この記事に追記します。
【未発表】都庁Ⅰ類B・特別区Ⅰ類の2027年度はいつ分かる?
東京都と特別区の2027年度(令和9年度)日程は、この記事の時点ではまだ発表されていません。直近の令和8年度の実績がこちらです。
| 試験(令和8年度実績) | 申込 | 第1次試験 | その後 |
|---|---|---|---|
| 東京都Ⅰ類B(一般方式) | 2月16日〜3月10日 | 4月19日(日) | 最終合格 7月10日 |
| 東京都Ⅰ類B(新方式) | - | 3月11日〜24日から受験者が選択 | - |
| 特別区Ⅰ類(春) | 3月6日〜3月23日 | 4月19日(日) | 一次発表 6月12日/二次 6月29日〜7月10日 |
ここで見逃せないのは、令和8年度は都庁Ⅰ類B(一般方式)と特別区Ⅰ類の第1次試験が同じ4月19日だったという事実です。同日なら物理的に併願できません。2027年度も同日になるのかどうかが、首都圏の受験生にとって最大の注目点です。
発表時期の目安は、都庁が例年12月(令和8年度分は2025年12月19日に発表)、特別区は例年、年明けから3月にかけて告示・募集が始まります(令和8年度の春試験申込は3月6日開始)。
警察・消防はさらに早い(警視庁は1月に第1次試験)
前倒しの動きが最も激しいのは公安系です。警視庁は、大学3年生相当の年齢(2027年4月1日時点で21歳)から受験できる第1次試験を2027年1月に実施します。申込は2026年11月2日〜11月27日、第2次試験は「2027年3月頃実施予定の第1次試験の合格者と同日」、つまり4〜5月頃の見込みです(警視庁採用サイト)。
つまり大学3年生の1月に、もう本番が始まるということです。警察官・消防官を本命にする方は、専門の姉妹校の解説が最短です。
- 警視庁・警察官志望の方 → 警志塾:警視庁採用試験の倍率と日程の最新状況
- 東京消防庁・消防官志望の方 → 東消塾:東京消防庁の倍率と試験の最新状況
地方上級・市役所は「統一日」が崩れつつある
道府県・政令市(地方上級)は、従来は6月の同一日程で第1次試験を行うのが主流でした。しかし近年は、SPI方式やテストセンター利用で「受験日を自分で選ぶ」自治体が増えています。たとえば堺市の大学卒程度(事務)は、令和8年度は5月2日〜5月17日の期間から受験者が日時を選択する方式です(堺市の試験予定)。
「地方上級は6月だから春から準備すれば間に合う」という常識は、志望先によってはもう通用しません。自分の志望自治体の発表日を個別に確認することが、2027年度はこれまで以上に重要です。
前倒しで変わるのは「逆算の起点」
一般職(大卒程度)の第1次試験は、令和8年度の5月31日から5月2日へ約1ヶ月早まります。仕上げに使える4月が実質なくなるということです。警視庁志望なら本番は1月で、年内が勝負になります。
この記事は「日程の正」として最新の発表を反映していきます。何をどの順番で勉強するかは、こちらの記事で解説しています。
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よくある質問
2027年度の国家一般職(大卒程度)の試験日はいつですか?
第1次試験は2027年5月2日(日)、最終合格発表は7月上旬です。人事院が令和8年3月5日に発表した確定日程で、従来より約1ヶ月の前倒しです。
申込はいつから始まりますか?
2027年度の申込受付期間は、2026年11月中旬をめどに公表予定と人事院が案内しています。公表され次第この記事に追記します。
都庁と特別区は併願できますか?
令和8年度は都庁Ⅰ類B(一般方式)と特別区Ⅰ類の第1次試験が同日(4月19日)だったため、併願できませんでした。2027年度の日程はまだ発表されておらず、同日になるかどうかは発表待ちです。