公務員試験は大学2年で何をする?早期対策で差がつくやるべきこと7選

「公務員を目指したいけれど、大学2年から準備するのは早すぎるのかな」「周りはまだ誰も動いていないし、何をすればいいのか分からない」このように感じている大学1・2年生は、決して珍しくありません。

学校で得られる情報が少ない時期だからこそ、漠然とした不安を抱えてしまいがちですよね。

結論からお伝えすると、大学2年から公務員試験を意識して動き始めることは、アドバンテージになります。

ただし、いきなり朝から晩まで参考書で学習する必要はありません。

当記事では、大学2年で公務員試験のためにやるべきこと、対策を始める時期の目安、そして勉強以外に準備しておきたいことまでを、具体的に整理して解説します。

読み終えるころにはあなたが取り組むべきことがわかり、迷わずに最初の一歩を踏み出せるでしょう。

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目次

【結論】大学2年で公務員試験対策を始めるのが理想

【結論】大学2年で公務員試験対策を始めるのが理想

大学2年から公務員試験の準備を始めるのは、決して早すぎることはありません。

むしろ理想的なスタート時期だと言えます。その理由は次の3つです。

大学2年が理想的なスタート時期である理由
  • 公務員試験本番まで焦らずに基礎を固められる
  • 苦手科目の克服にじっくり時間を使える
  • 面接で語れる大学時代の経験を計画的に積み上げられる

試験までゆっくりと準備できることの他に、3つ目の「経験の蓄積」も重要です。

公務員試験は筆記だけでなく面接の比重も大きく、付け焼き刃のエピソードでは熱意が伝わりません。

大学2年の今から意識して動けば、面接で語れる経験を無理なく準備できます。

ただし、「早く始めなきゃ」と焦って今すぐ詰め込む必要はないので安心してください。

これから順を追って、やるべきことを整理していきましょう。

そもそも公務員試験は何する?いつから対策するのが一般的?

公務員試験の学習を本格的に始める時期は、多くの受験生で大学3年の春前後が目安とされています。

試験本番のおよそ1年から1年半前にあたる時期です。

つまり、大学2年でスタートを切るというのは、一般的なタイミングよりも一歩先んじた「先取り」のポジションになります。

早い段階で動いておけば、ライバルがあわてて勉強を始めるころには、すでに基礎が固まっている状態をつくれるわけです。

例年の試験スケジュールは以下のようになっています。

区分受付時期試験日
総合職試験2月上旬〜3月上旬※地域や試験区分、受験資格
などによって異なります
一般職試験2月下旬〜5月中旬同上

ただし、試験の制度や日程、区分ごとの実施スケジュールは、年度によって変更される場合があります。

最新の正確な情報は、必ず公式の一次情報で確認するようにしましょう。

出典:人事院|2026年度 国家公務員採用試験の概要

【早見表】大学2年で公務員試験のためにやるべきこと7選

早見表】大学2年で公務員試験のためにやるべきこと7選

大学2年で取り組んでおきたいことを、優先度と時期の目安とあわせて一覧にまとめました。

まずは公務員試験の学習スケジュールの全体像をつかんでみましょう。

やるべきこと大学2年での取り組みの目安
1.志望先のリサーチ秋までに方向性を持つ
2.試験科目と配点の把握早めに全体像を把握
3.数的処理・判断推理の基礎2年後半から
4.英語・時事の習慣化通年で少しずつ
5.GPA・単位の計画的取得通年
6.面接で語れる経験の蓄積通年
7.情報収集・相談先の確保早期から継続

次の項目から、それぞれを詳しく説明していきます。

「今すぐやること」と「少しずつ進めること」を意識しながら日々の学習に取り組んでみてください。

1.志望先をリサーチして「どの公務員になりたいか」の方向性を持つ

最初に取り組みたいのが、志望先のリサーチです。

ひとくちに公務員と言っても、国家一般職・地方上級・特別区・市役所など、種類によって試験科目も難易度も大きく変わります。

ただし、大学2年の段階で1つに絞り込む必要はありません。

この時期は「どんな選択肢があるのかを知る」ことが目的で十分です。

ぼんやりとでも志望先の方向性が定まった人ほど、勉強の優先順位がはっきりして動き出しが早くなる傾向があります。

まずは興味のある分野の仕事内容を調べてみましょう。

2.試験科目と配点を把握し、対策の全体像をつかむ

次に、試験科目と配点の全体像を押さえておきましょう。

公務員試験は大きく分けて、教養試験・専門試験・論文・面接で構成されています。

独学でも対応は可能ですが、専門試験で問われる法律や経済の科目は、学部によって学習の負担が変わるのが特徴です。

たとえば、法学部や経済学部の人は授業内容と重なる部分が多く、有利に働く場合があるのでしょう。

全体像が見えると、どの科目にどれだけ時間が必要かをイメージできます。

公務員試験合格というゴールから逆算して準備していく感覚を、早めに身につけておきましょう。

3.数的処理・判断推理から基礎をスタートする

勉強を本格的に始めるなら、数的処理や判断推理から着手するのがおすすめ。

その理由は、得点が安定するまでに時間のかかる科目だからです。

その背景から、苦手な人が多い科目でライバルとの差がつきやすいポイントだといえます。

数的処理は、いわば公務員試験における英語や数学のような「積み上げ型」の科目にあたります。

短期間で一気に仕上げるのが難しいぶん、少しずつ触れておく効果が大きいのです。

大学2年なら、1日1問のペースでも十分なアドバンテージになります。

まずは負担にならない量から、問題を解く習慣をつくっていきましょう。

数的推理や判断推理は、間違った勉強法を続けると、時間をかけても伸び悩みやすい科目です。

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4.英語・時事は『習慣』として早めに仕込む

英語と時事は、短期間では伸ばしにくい教養分野です。

だからこそ、早い時期から日常の習慣に組み込んで知識として蓄積しておく価値があります。

生活の中に自然に取り入れる方法がおすすめです。

たとえば、次のような工夫があります。

  • 通学中にニュースアプリで時事の話題に目を通す
  • 寝る前の数分だけ英単語アプリで復習する
  • 興味のある分野の社会問題を意識して調べる

毎日少しずつ積み重ねれば、本格対策を始めるころには、大きなアドバンテージになっていることでしょう。

日々継続できる範囲で学習プランを立てることが大切です。

5.GPA・単位を計画的に取り、3年以降に勉強時間を確保する

意外と見落とされがちなのが、単位の取得計画です。

大学2年のうちに単位を多めに取得しておくと、3年後半から4年にかけての直前期にも勉強時間をしっかり確保できます。

直前期は、専門科目の演習や面接対策などやるべきことが一気に増える時期です。

その時期に授業や課題に追われていると、思うように対策が進まなくなってしまいます。

また、一部の試験区分や採用方式では、大学の成績が試験選考の参考にされる場合もあります。

詳細は自治体ごとに異なるため、志望先の採用情報を確認しておくと安心です。

今の大学での頑張りが、未来の自分を助けてくれることもあると覚えておきましょう。

6.面接で語れる体験を意識して経験を積む

大学2年だからこそできる準備が、面接で語れる経験づくりです。

公務員の面接では、学業やサークル、アルバイトといった経験から「あなたがどんな人か」が問われます。

あわててエピソードを探そうとしても、なかなか説得力のある話は生まれません。

今から意識して活動に取り組めば、面接で話せる経験を計画的に蓄えられておすすめです。

自治体によっては、職員の仕事を体験できるインターンシップや行政体験プログラムを実施しているところもあります。

たとえば、総務省主催のインターンシップでは、3〜5日間の日程で国や地方行政、デジタル産業のいづれかの課題に現場で取り組むことが可能です。

出典:総務省|総務省インターンシップ2026

こうした機会は志望動機を深める材料にもなるため、早めにチェックしておきましょう。

7.情報収集と相談先を早めに確保しておく

最後に、情報収集の習慣と、信頼できる相談先を確保しておくことが大切です。

早い時期に抱く不安の多くは、正しい情報を持っていないことから生まれます。

気軽に相談できる窓口があるだけで、心理的な負担は大きく軽減されるでしょう。

何から始めればいいか分からない状態を、一人で抱え込まないことがポイントです。

公式の試験案内や採用ページを定期的に見る習慣をつけつつ、悩んだときに相談できる場所を用意しておきましょう。

その後の学習をスムーズに進める土台になります。

一例として、人事院が無料のオンライン相談窓口を開放中です。

匿名・顔出しなしで気軽に相談できるため、公務員試験にまつわる疑問を解消する方法としておすすめだといえます。

出典:人事院:国家公務員採用試験相談室

大学2年から何する?公務員試験対策スケジュール例

大学2年から何する?公務員試験対策スケジュール例

大学2年から本番までの流れを、ざっくりとしたモデルケースで見ておきましょう。

「今やること」と「あとで集中すること」を切り分けて整理しています。

時期主な取り組み
大学2年後半数的処理の基礎・志望先研究・情報収集
大学3年前半専門科目の本格化・学習習慣の確立
大学3年後半過去問演習・模試・論文対策
大学3年末〜4年面接・官庁訪問・試験本番

この表からも分かるとおり、大学2年の時期にすべてを完璧に仕上げる必要はありません。

むしろ、土台づくりと習慣化に集中するのが正解です。

焦って先回りしすぎると、肝心の直前期に息切れしてしまいます。

自分のペースを保ちながら、一段ずつ階段を上るイメージで進めていきましょう。

大学2年が公務員試験対策でやりがちな失敗と注意点

大学2年が公務員試験対策でやりがちな失敗と注意点

大学2年生のうちから早めに動き出すことには大きなメリットがありますが、注意したい落とし穴もあります。

よくある失敗例を3つ紹介します。

大学2年生から公務員試験対策を始める人のよくある失敗例
  • いきなり全科目に手を出して、途中で燃え尽きてしまう
  • 勉強だけに偏り、面接で話せる経験づくりを後回しにする
  • 目標設定があいまいで勉強に集中できていない

どれもやる気がある早期スタート組ほど陥りやすいパターンです。

1つ目は、完ぺきを目指すあまり最初から飛ばしすぎてしまうケースで、相談の現場でもよく見かけます。

ただし、これらはあらかじめ知っておけば十分に防げるものばかりです。

「最初から全部やろうとしない」「目標を明確にする」と心に留めておくだけで、無理なく対策できます。

大学2年からの公務員試験に関してよくある質問(FAQ)

大学2年からの公務員試験に関してよくある質問(FAQ)

最後に、大学1・2年生からよく寄せられる質問をまとめました。

気になる項目をチェックしてみてください。

Q1.大学2年から公務員試験対策を始めるのは早すぎますか?

時間に余裕を持って基礎固めや経験づくりができるため、合格に有利に働きます。

今の時期は習慣化を意識し、少しずつ進めれば十分です。

Q2.大学2年のうちは何の科目から勉強すればいいですか?

配点が高く、得点が安定するまで時間のかかる数的処理や判断推理から始めるのがおすすめです。

1日1問のペースでも、早く始めるほど大きなリードになります。

Q3.学部・学科は公務員試験に関係ありますか?

独学でも対応は可能ですが、専門試験の法律や経済の科目は学部によって学習の負担が変わります。

法学部や経済学部は授業と重なる部分が多く、有利になる場合があります。

Q4.アルバイトやサークルは続けても大丈夫ですか?

むしろ、これらの経験は面接で語れる貴重なエピソードになります。

学業との両立を意識しながら、得た経験を言語化しておくと後で役立ちます。

Q5.独学と予備校、どちらがいいですか?

自己管理が得意で計画的に進められる人は独学でも対応できます。

その一方で、ペース管理や面接対策に不安がある人は、講座や個別指導を活用した方が効率的でしょう。

大学2年から準備スタートして公務員試験合格を勝ち取ろう

大学2年から準備スタートして公務員試験合格を勝ち取ろう

今回は、公務員試験を目指す大学2年生が今のうちにやるべきことについて解説しました。

大学2年からのスタートすることで、準備に使える時間と経験の両面で大きなアドバンテージになります。

ここで改めて、やるべきことリストを振り返っておきましょう。

やるべきことリスト
  • 志望先のリサーチ
  • 試験科目と配点の把握
  • 数的処理・判断推理の基礎着手
  • 英語・時事の習慣化
  • GPA・単位の計画的な取得
  • 二次面接で語れる経験の蓄積
  • 情報収集・相談先の確保

早く動き出すことは、焦りではなく「余裕」を生み出します。
今のうちに土台を整えておけば、本格的な対策が始まる時期に、落ち着いて自分の力を伸ばせるはずです。

「自分の勉強の進め方で合っているか不安」
「志望先や科目の優先順位を、誰かに相談しながら決めたい」

大学2年の今が、最も差をつけられるタイミングです。

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