筆記対策には目処が立ったのに、面接だけがどうしても不安という方は多いのではないでしょうか?
独学の模擬面接では、本番の緊張感や第三者からの評価が得られません。
この記事では、面接対策だけを単科で受けられる講座を3タイプに分け、料金相場と模擬面接の回数を横並びで整理します。
無料の代替手段との使い分けや、失敗しない予備校選びのチェックポイントもあわせて解説します。
筆記は独学で進めていて、面接だけをピンポイントで対策したい受験生の方に向けた内容です。
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独学の面接対策で伸び悩む理由
独学で公務員試験に臨んでいると、模擬面接を頼める相手を自分で探さなければなりません。
コム大の講座内では、面接練習の予約が取りにくいという声が紹介されています。
独学の受験生に限らず、予備校に通っている受験生からも同様の声が上がっているといいます。
予備校で働いているわけではないので詳しくは分かりませんが、独学でやっている学生だけでなく予備校に通っている人からも、模擬面接の予約がなかなか取れないという話をよく聞きます。
結果として2週間に1回、3週間に1回くらいしか練習できず、本番までに2回しか模擬面接を受けられなかったという人もいます。
これはあくまで伝聞であり、母数や時期を確定できるデータではありません。
ただ、練習量が合否を左右する面接試験において、練習の機会そのものが確保しにくいという構造は見過ごせません。
独学の対策に限界を感じ始めている方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。



「面接対策のみ」で受けられる単科講座とは
公務員試験の予備校講座には、大きく分けて2つの申込み方があります。
次の章では、単科講座の料金相場を3タイプに分けて整理していきましょう。



面接対策のみの講座は3タイプ【料金相場】
2026年9月時点の各社公式サイト調査では、面接対策だけで申し込める単科講座を調べました。
料金と模擬面接の回数の組み合わせで見ると、大きく3つのタイプに分かれることが分かりました。
タイプごとの相場レンジを見ていきましょう。
低価格オンライン型:2〜3万円台・模擬面接は1回程度
低価格オンライン型は、講座動画に模擬面接1回が付属する構成が中心です。
2026年9月時点の各社公式サイト調査では、1万円台後半から3万円台前半のレンジに複数の講座が集まっています。
模擬面接は基本パックに1回だけ含まれています。
追加で受けたい場合は、1回あたり数千円台からのチケット制になっている講座が目立つでしょう。
費用を抑えて最低限の模擬面接だけ受けたい方には選びやすいタイプです。
一方で、回数を重ねて練習したい方は、追加チケットの費用がかさむ点に注意しましょう。
個別指導型:1回6千円〜2万円の時間買い切り
個別指導型は、模擬面接1回分を時間単位で買い切る形式です。
2026年9月時点の各社公式サイト調査では、25分6千円台から、1時間2万円弱までのレンジが確認できました。
1回ごとに都度予約する形式のため、自分の練習ペースに合わせて回数を調整しやすいのが特徴です。
対面とオンラインの両方に対応している講座もあり、志望先や試験直前期に合わせてピンポイントで使いやすいタイプといえます。
ただし、回数を重ねるほど総額は低価格オンライン型より高くなりやすい点は押さえておきましょう。
高額コンサル型:5万〜30万円のマンツーマン
高額コンサル型は、元面接官などによるマンツーマン指導が中心です。
2026年9月時点の各社公式サイト調査では、5万円台から30万円近いレンジまで、価格帯にかなり幅がありました。
プランによって模擬面接の回数は0回のプランから3〜5回程度まで幅があり、料金と回数が比例するとは限りません。
本番までの時間が限られていて、費用よりも指導の質と回数を優先したい方に向くタイプです。



単科で「模擬面接し放題」はほぼない
面接は、練習を重ねるほど本番でも崩れにくくなっていきます。
だからこそ「模擬面接し放題」の講座を探したくなります。
しかし2026年9月時点の各社公式サイト調査では、単科講座で回数無制限のプランはほとんど確認できませんでした。
回数無制限の模擬面接サポートは、大手予備校では総合コースのコース生向け特典として提供されているケースが目立ちます。
- コース生限定で模擬面接が「納得がいくまで」受けられる講座がある
- コース受講中の方のみを対象にした面接シミュレーションを提供する講座もある
単科講座の枠にも、時間内であれば実質的に制限なく相談できるプランや、1講座だけ回数無制限をうたうプランが一部にあります。
ただし大多数は、回数の上限がある設計です。
つまり模擬面接の回数を重視するほど、単科講座では追加費用がかさみやすくなります。
総合コースのコース生特典のほうが、結果的に割安になりやすいという構造があります。
公務員試験の模擬面接はどこでできる?の記事もあわせてご覧ください。



無料で面接対策を受ける方法との使い分け
面接対策には、費用をかけずに利用できる窓口もあります。
これらの窓口は費用がかからない反面、公務員試験特有の評価基準に詳しい担当者が必ずしも対応するとは限りません。
練習できる回数にも限りがあります。
「まず無料の窓口で場慣れしておき、志望先が固まってきたら公務員試験に特化した講座で仕上げる」という使い分けが現実的です。
費用を抑えたい段階では無料の窓口を、専門的な評価がほしい段階では単科講座や個別相談を選ぶとよいでしょう。
目的に応じて使い分けることが大切です。



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失敗しない予備校選びのチェックポイント
単科講座を選ぶときは、料金だけでなく次のポイントを確認しておくと失敗しにくくなります。
- 志望先の面接傾向に対応しているか:自治体や省庁によって面接の形式や重視される評価項目は異なるため、志望先に合わせた対策ができるかを確認する
- 模擬面接の回数と追加費用:基本パックに含まれる回数と、追加チケットの単価はセットで確認しておく
- 添削やフィードバックの有無:面接カードや自己PRの添削まで対応しているかで、対策の幅は変わる
- オンラインか対面か:移動時間をかけずに受けたいのか、対面での緊張感を含めて練習したいのかで向いている形式は変わる
- 申込み条件:一般申込みができる講座もあれば、1次試験合格者や特定コースの受講生に限定している講座もあるため、自分が対象かどうかを事前に確認する
受験者層によっても優先順位は変わります。
本番までの時間が少ない方は回数より即効性を、時間に余裕がある方は回数を重ねられる講座を優先するとよいでしょう。



面接で実際に見られている評価ポイント
模擬面接を第三者に依頼する意味は、実際の試験でどのような視点から評価されているかを知ることにもあります。
人事院は「Ⅰ種人物試験における主な評定項目及び着眼点」を公表しています。
それぞれに具体的な着眼点も定められているのです。
たとえば、考えを積極的に伝えようとしているか、異なる価値観にも理解を示しているか、といった内容です。
人事院はこの6項目をA〜Eの5段階で評価し、正規分布とみなして標準点を算出する仕組みを採用しています。
基準となるD評価に達しない試験種目が1つでもあると、他の試験種目の成績にかかわらず不合格になると人事院は公表しています。
つまり面接だけでE評価やD未満になれば、筆記の出来にかかわらず不合格になり得るということです。
自治体の面接試験でも同様の傾向が見られます。
こうした評価項目は、独学だけでは自分の話し方や受け答えが基準に達しているかを客観的に判断しづらい部分です。
【公務員試験の面接】評価基準を知れば対策できる!では、加点項目やA評価を取る方法をより詳しく解説しています。



フルカリキュラム型で面接を重点対策する選択肢
ここまで見てきたように、単科講座は「面接だけ」を受けられる手軽さがあります。
一方で、模擬面接の回数を重ねようとすると追加費用がかさみやすいという構造があります。
この回数の壁を避ける選択肢の1つが、筆記から面接までを一気通貫でカバーするフルカリキュラム型の予備校です。
コム大の特徴
- 完全オンラインの公務員試験予備校で、教養試験・専門試験の対策から面接対策までを1つのカリキュラムで受講できる
- 面接対策のパートは面接・社会科学を担当する講師陣が指導
- コース内で面接練習の機会を確保しながら学習を進められる点が、単科講座で回数の壁にぶつかりやすい構造との違い
すでに筆記対策の目処が立っている場合でも、単科で面接だけを買い足すとは限りません。
面接の比重を上げて総合コースを活用したほうが、練習回数を確保しやすいケースもあります。
自分の対策状況に合わせて、単科講座とフルカリキュラム型のどちらが練習量を確保しやすいかを比較検討してみてください。



公務員の面接対策や予備校でよくある質問
Q. 面接対策だけを単科で受けても、料金は総合コースよりお得ですか?
単科講座は初期費用こそ抑えられますが、模擬面接を追加するたびにチケット代がかかる講座が多くあります。
回数を重ねるほど、総額は上がりやすくなります。
回数を重視する場合は、総合コースのコース生特典も比較材料にしてください。
Q. 単科講座と総合コースを併用してもよいですか?
併用自体に問題はありません。
筆記は独学や通信講座で進め、面接だけを単科で補うという使い方は一般的です。
Q. 面接対策はいつから始めるべきですか?
1次試験の結果を待ってからでは、練習期間が短くなりやすくなります。
1次試験対策と並行して面接対策を始めておくと、本番までに十分な練習回数を確保しやすくなります。



まとめ
面接対策だけを単科で受けられる講座は、低価格オンライン型・個別指導型・高額コンサル型の3タイプに分かれます。
料金と模擬面接の回数は、セットで確認する必要があります。
「模擬面接し放題」は単科ではほぼ買えず、回数を重視するなら無料の窓口や総合コースとの比較も欠かせません。
志望先の傾向や申込み条件まで確認したうえで、自分に合った対策方法を選びましょう。



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