公務員試験の面接対策では、予備校やオンライン講座を活用する方もいます。
ただ、費用面や通学の問題から、独学で面接対策を行いたいと思う方も多いでしょう。
「お金がないから独学にするしかないけど、ほんとうに大丈夫かな…」と不安を抱えている方も一定数います。
ですが安心してください。
正しい方法で対策できれば、独学でも十分に合格できます。
本記事では、面接対策を独学で行うメリットとデメリットを詳しく解説します。
面接対策の手順や独学の落とし穴についても説明しているので、本記事で地に足を付けた面接対策に取り組んでください。
ミキサックこの記事では、オンライン×最短で公務員試験合格を目指せる「数的塾」を運営している数的塾・塾長のミキサックが解説します!
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公務員試験の面接対策は独学ではきつい?


結論から言えば、公務員試験の面接試験を、独学で突破するのは難しいです。
なぜなら以下4つの理由が挙げられ、対策不足に陥りやすくなるからです。
- 正しいスケジュールを組むのが難しいから
- モチベーションを保ちづらいから
- 第三者からの評価がなく対策が合っているか不明だから
- 最新の試験傾向を得づらいから
しかし、独学でも合格できないわけではありません。
場合によっては独学の「きつさ」が、最大の武器になります。
予備校利用者は、型にはまった回答になりがちです。
一方、独学受験者の回答はオリジナリティのあるものになりやすく、印象にも残りやすいです。
面接で最も評価されるのは「完璧な回答」ではありません。
面接官が「この人と一緒に働きたい」と思える人間性の方が重要です。
その点からも、要点さえ押さえられていれば、独学の方が有利とも考えられるでしょう。



独学だから不利だと一概には言えないんです!
独学で面接対策する際のスケジュール例


独学で公務員試験の面接対策を進めるには、スケジュール管理が合否を大きく左右します。
筆記試験に合格してから面接までは1ヶ月程度しかなく、早めの準備が欠かせないからです。
以下は、筆記試験前から段階的に準備を進める際のスケジュール例となります。


理想としては、筆記試験直後に模擬面接を開始できるようにしておくことが望ましいです。
筆記試験対策に時間を取られてしまうのは仕方ありません。
可能な限り早い段階から準備しておくことで、細かい部分まで対策できます。



面接試験の3か月前から対策を始めるのがおすすめです!
公務員試験の面接対策を独学で行うメリット


公務員試験の面接対策を独学で行うメリットは、以下の2つです。
- 予備校や専門学校の費用がかからない
- 自分のペースで対策できる
独学での面接対策では、費用を抑えつつ自分のペースで対策できます。
ただ、これらが全員にとってメリットとなるわけではありません。
そのため、自分にとってメリットになるかどうかを考えることが大切です。



少しでも合格率を高めたい方には、デメリットに感じる部分があるかもしれません!
予備校や専門学校の費用がかからない
面接対策を独学で行うことで、予備校や専門学校の費用がかかりません。
通学系の予備校や専門学校などでは、年間で約30万円〜50万円ほど必要です。
オンラインで完結する通信講座でも、年間で約20万円ほどかかります。
一方、独学でかかる費用としては、以下のような項目が挙げられます。
- 参考書
- 過去問集
- 有料の模擬面接サービス
これらを合わせても、全体で数千円〜数万円程度しかかかりません。
もちろん、模擬面接サービスの利用頻度や参考書の数によっても異なります。
しかし、予備校や専門学校を利用するよりも費用を抑えられるでしょう。



高額な費用をかけられない方にとっては、合理的な選択となります!
自分のペースで対策できる
独学で面接対策を行うことで、自分のペースで対策できるのもメリットです。
独学は、理解度やモチベーションに応じて学習計画を自由に調整できます。
予備校や専門学校では、決まったスケジュールで対策しなければいけません。
そのため、仕事や学業との両立が難しい方もいるでしょう。
また、苦手な部分に時間を多くかけたり、得意な部分は早めに切り上げたりするなど効率的な学習も可能です。
独学は、良い意味で周囲にペースを合わせる必要がありません。
自分の成長スピードに合わせて対策を進められる点は、独学ならではの強みと言えるでしょう。



人とペースを合わせるのが苦手な方は、独学の方が向いています!
公務員試験の面接対策を独学で行うデメリット


公務員試験の面接対策を独学で行うデメリットは、以下の3つです。
- ノウハウがなく正解がわからない
- 重要な情報を得づらい
- 実践的な対策ができない
独学で面接対策を行うなら、デメリットも理解しておく必要があります。
特に、短期間で面接対策を行う方にとっては、デメリットが多い可能性も高いです。
デメリットも理解した上で、独学で面接対策を進めるかを検討しましょう。



状況によっては、独学より予備校を利用したほうが良いケースもあります!
ノウハウがなく正解がわからない
独学で面接対策を行うデメリットは、ノウハウがなく正解がわからないことです。
面接に正解はありませんが、良いとされる行動や回答のコツなどはあります。
しかし独学だと、何が良いのかもわからず、対策の立て方もわかりません。
対策の立て方がわからなければ、効果的な改善もできないでしょう。
結果的に、面接対策が不十分な状態で試験に臨むことになります。
ノウハウや正解に近い答えを知りたい方は、独学よりも予備校を利用するのがおすすめです。



予備校ですら完璧な正解を持っているわけではないため、独学だとさらに難しくなります!
重要な情報を得づらい
面接対策を独学で行うデメリットとして、重要な情報を得づらいことが挙げられます。
自治体や官公庁によって、質問傾向や評価ポイントは異なります。
そのため、過去の傾向や受験者の声といった「リアルな情報」は極めて重要です。
しかし、独学だとこれらの情報を得られないことから、以下のようなデメリットがあります。
- 自治体ごとの面接形式の違いに気付けない
- 実際の質問例や傾向が分からず対策がズレてしまう
- 合格者の声や面接官の評価基準に触れる機会がない
一方、予備校や専門学校には過去の受験生のフィードバックをもとに、最新の面接傾向や質問内容が蓄積されています。
そのため、常に最新かつ重要な情報を得ることができ、合格にも近づきやすいと言えるでしょう。



情報を得るために、対策の時間を減らさなければいけないのもデメリットです!
実践的な対策ができない
独学での面接対策では、実践的な対策ができないのもデメリットです。
面接官に好印象を与えるためには、伝え方やマナーなど「実践力」も身に付けておかなければいけません。
独学だと、以下のような場面でデメリットを感じやすいです。
- 本番さながらの模擬面接を行う機会がない
- 話し方や表情、姿勢などのフィードバックが得られない
- 緊張感を伴う練習環境を再現しづらい
実践的な対策経験は、本番での対応力や臨機応変さに直結します。
実践的な対策をしていないと、本番で100%の力を出せないというケースも少なくありません。
一方、予備校や専門講座では模擬面接の機会が豊富です。
プロの講師や元面接官によるフィードバックもあり、改善点も明確になります。
結果的に、本番でも緊張しづらくなり、本来の力を発揮しやすいのが特徴です。



独学だと実践的な対策が不足しがちなため注意しましょう!
模擬面接だけでは面接試験の合格は難しい


模擬面接だけでは、面接試験に合格するのは難しいでしょう。
なぜなら、模擬面接はあくまで「伝え方」の練習であり、「伝える内容」を作る作業ではないからです。
面接官が評価しているのは、話の上手さではなく「話の内容」です。
そのため、模擬面接だけを行っていても、効果的な面接試験対策はできません。
模擬面接だけでなく、最初に質問に対する回答を考えるのがおすすめです。
自分なりのエピソードをもとに考えることで、オリジナリティのある回答になります。
模擬面接は、最終的な仕上げとして行うことで、効果的な面接試験対策ができるでしょう。



独学で面接試験対策を行うなら、正しい手順を覚えておくことが重要です!
【4STEP】面接試験に独学で合格するためにおすすめの対策法


面接試験に独学で合格するためには、正しい手順で効率的な対策が必要です。
独学での具体的な手順としては、以下を参考にしてみましょう。
- STEP1:情報収集
- STEP2:想定問答の作成
- STEP3:1人模擬面接
- STEP4:第三者によるチェック
以上の手順で進めることで、独学でも効果的な面接対策が可能です。
第三者によるチェックも、独学でできる方法があるため確認しておきましょう。



重要なポイントを押さえれば、独学でも問題なく対策できます!
STEP1:情報収集
まずは、試験問題や当日の流れなどの情報収集を行いましょう。
独学では、予備校利用者のように最新のテキストや試験情報などが用意されているわけではありません。
そのため、どれだけ情報を集められるかが、合格に近づくカギとなります。
情報収集する際には、以下の方法を使うのがおすすめです。
- 自治体のHP
- 予備校のサイト
- 過去の受験者のSNS
- ハローワークやジョブカフェ
自治体によって、面接形式や重視される評価ポイントなども異なります。
受験先がどんな試験内容で、過去にどんな人が合格しているのかを調べておきましょう。



情報収集ができていなければ、適切な対策も立てられないんです!
STEP2:想定問答の作成
受験先の情報収集ができたら、想定問答を作成しましょう。
公務員試験の面接では、聞かれる質問がパターン化しているケースが多いです。
聞かれやすい質問としては、以下のようなものが挙げられます。
- 志望動機
- 自己PR
- 強みと弱み
- 趣味や特技
- 公務員を選んだ理由
- 受験先を選んだ理由
- 併願状況
- 公務員としての将来像
これらの質問は、どの受験先でも聞かれる可能性が高いです。
質問をリストアップできたら、回答を考えましょう。
回答を考える際には、PREP法を活用することをおすすめします。
PREP法とは、以下画像の手順でわかりやすく伝える方法のことです。


面接試験では、簡潔にわかりやすく伝えられるかどうかも評価対象です。
そのため、考えた回答がPREP法となっているかも確認しておきましょう。



公務員試験の面接で、聞かれやすい質問と回答を以下にまとめています!


STEP3:1人模擬面接
想定問答を作成できたら、1人模擬面接を行いましょう。
模擬面接は通常、第三者に面接官役をしてもらった上で面接練習を行います。
1人模擬面接では、スマホを使用して疑似的に模擬面接が可能です。
1人模擬面接の具体的なやり方は、以下を参考にしてみましょう。
- スマホで面接の様子を録画する
- AIを面接官にして質問をしてもらう
- ストップウォッチで回答時間を計る
- 1人模擬面接終了後、録画を見直して改善する
1人模擬面接なら、独学のデメリットを補いながら効果的な面接対策を進められます。
1人模擬面接を行う際には、可能な限り面接に近い雰囲気を作りましょう。
服装や髪型なども本番を想定して練習することで、本番に近い緊張感を得られます。



質問を録音して流すと、スムーズに対策できるでしょう!
STEP4:第三者によるチェック
独学では、STEP3までしか対策できない方がほとんどです。
しかし、面接の精度を高めるためには、第三者視点でのチェックが非常に大切です。
独学でも、以下の方法を使うことで、独学でも第三者にチェックしてもらえます。
- ハローワークやジョブカフェを利用する
- 友人や家族に面接官役をしてもらう
- 予備校やオンライン講座の単発サービスを利用する
最初の2つは無料でできる対策のため、積極的に取り入れることをおすすめします。
また、予備校やオンライン講座の単発サービスは、1回数千円〜数万円で利用できます。
ピンポイントで対策できるため、プロの意見をもとに不安な部分だけを相談したい時に利用しましょう。



独学でも、やり方次第で第三者によるチェックが可能です!
公務員試験の面接対策はどこでできる?


独学での面接対策手順を理解しても、「1人ではやり遂げられるか不安…」と感じた方もいるでしょう。
そんな悩みを抱えている方は、部分的に面接サービスを活用するのがおすすめです。
公務員試験の面接対策ができる場所としては、以下の3つが挙げられます。
- 予備校や専門学校
- ハローワークやジョブカフェ
- オンライン講座
面接サービスを利用する場合は、他の方法の特徴を理解しておくことが大切です。
自分にとって最善の選択をするためにも、それぞれの特徴を確認しておきましょう。



必要に応じて面接サービスを利用することで、面接対策をよりスムーズにできます!
予備校や専門学校
費用をかけてでも効果的な面接対策をしたい場合は、予備校や専門学校を利用するのがおすすめです。
予備校や専門学校なら、最短かつ効率的に合格へ近づく対策が可能です。
予備校や専門学校では、以下のようなサービスを提供しています。
- 自治体・試験種別の質問傾向に基づいた模擬面接
- 面接カードの添削サービスや志望動機のブラッシュアップ
- 元面接官や専門講師による個別指導
予備校や専門学校には、過去の受験者の体験談が蓄積されています。
そのため、最新の質問傾向や出題例、評価のポイントが毎年更新されるのが特徴です。
独学に比べて費用はかかりますが、面接対策をより効果的なものにできるでしょう。



予備校や専門学校については、以下の記事で詳しく解説しています!


ハローワークやジョブカフェ
「面接対策に費用をかけたくない」という方は、ハローワークやジョブカフェを利用するのも1つの手です。
この2つは、公的支援機関であり、無料で利用できます。
模擬面接や書類添削を受けられるため、汎用性の高い外部サービスと言えるでしょう。
ただ、公務員試験対策を専門に行っているわけではないのがデメリットです。
専門性が低いため、専門的な意見を求めるのはおすすめしません。
第一印象や回答の伝わり方など、面接全般に当てはまる内容でアドバイスを受けましょう。



専門的な意見が欲しい方は、他2つの方法が適しています!
オンライン講座
公務員試験の面接対策では、オンライン講座を活用した面接対策も有効です。
オンライン講座では、予備校のような専門的な指導を受けつつ、自宅で自分のペースで学習できます。
そのため、独学と通学型予備校の「良いとこ取り」ができるとして人気が高いです。
オンライン講座で受けられるサービスとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 面接カードの書き方や面接のポイントなどをまとめた解説動画
- 頻出質問の解説・回答例の解説
- 講師による添削やオンラインでの模擬面接対応
オンライン講座では、模擬面接や書類添削など、全てオンラインで完結するのが最大のメリットです。
どこに住んでいても手軽に利用できるため、独学と併用することをおすすめします。



気になる部分だけを単発で利用することで、良いとこ取りもしやすいです!
公務員試験の面接対策で独学が向いている人の特徴


公務員試験の面接対策で独学が向いている人の特徴は、以下の3つです。
- 過去に公務員試験の受験経験がある人
- 1人でもモチベーションが維持できる人
- 面接で合格する根拠のある人
近年では、インターネットや参考書の充実により、独学でも十分合格を目指せます。
しかし、全員に独学が向いているとは限りません。
独学に向いている人でなければ、面接対策がスムーズに進まない恐れがあるため注意しましょう。



独学に向いていない人だと、合格まで時間がかかる可能性が高いです!
過去に公務員試験の受験経験がある人
面接対策で独学が向いている人の特徴は、過去に公務員試験の受験経験がある人です。
受験経験があると、試験の流れや雰囲気が理解できています。
さらに、過去に不合格だった理由がわかっていれば、対策すべきポイントも明確です。
また、面接カードの記入方法や受験当日の服装・マナーといった基本的な情報も既に理解しています。
そのため、余計な不安を抱えずに対策に集中できるのも大きな強みです。
以上のことからも、過去に公務員試験の受験経験がある人は、独学が向いていると言えるでしょう。



受験経験のある人は、初めて受験する人よりも一歩リードしている状態から始められます!
1人でもモチベーションが維持できる人
面接対策で独学が向いている人の特徴は、1人でもモチベーションが維持できる人です。
独学では、自分で計画を立てて、実行し続ける強い意志が必要となります。
例えば、実践力を高めるためには、1人模擬面接を繰り返すことが重要です。
ただ、「誰かに管理されないと続かない人」や「計画を立てても実行できない人」は、途中で挫折する恐れがあります。
そのため、1人でも数ヶ月間モチベーションを維持できる人は、独学に向いていると言えるでしょう。



1人でのモチベーション維持が難しいと感じたら、予備校や専門学校を利用するのがおすすめです!
面接で合格する根拠のある人
面接対策で独学が向いている人の特徴は、面接で合格する根拠のある人です。
合格する根拠としては、以下のようなものが挙げられます。
- 合格してから即戦力で活躍できる資格や能力を持っている
- 過去に不合格になった要因が明確であり改善できている
- 既に社会人経験があり公務員としても活躍できる確信がある
以上のような根拠のある人は、独学でも合格する可能性が高いです。
一方、以下のように根拠のない自信しか持っていない場合には、独学はおすすめしません。
- 前回も不合格だったのになんとなくの自信しかない
- 他の受験者に勝る強みがない
- 面接試験を甘く見ている
中でも、面接試験を甘く見ている人は、独学だと受からない可能性が高いです。
そもそも独学は、様々な対策法の中でも難易度の高いものとなっています。
面接試験を甘く見ていると、対策が不十分で不合格になる恐れがあるため注意しましょう。



「なぜ独学でも合格できると思うのか?」を明確にすることが大切です!
公務員試験の面接対策で独学が向いていない人の特徴


公務員試験の面接対策で独学が向いていない人の特徴は、以下の3つです。
- 公務員試験を初めて受験する人
- 最短で合格したい人
- モチベーションを保つ自信がない人
独学に向いていない人は、効果的な面接対策ができない可能性が高いです。
独学での対策に迷いがある方は、向いていない人の特徴に当てはまっていないかを確認しておきましょう。



向いていないからといって、悪いわけではありませんよ!
公務員試験を初めて受験する人
面接対策で独学が向いていない人の特徴として、公務員試験を初めて受験する人が挙げられます。
公務員試験を初めて受験する人は、質問の傾向や雰囲気などがわからず、どう対策すれば良いかもわからない可能性が高いからです。
また、初めて受験するからこそ、模擬面接の回数や質が非常に重要となります。
独学では、正しい模擬面接の様子を目にする機会はほとんどありません。
そのため、「自分が今どの程度面接対策ができているか」も測りづらいです。
以上のことからも、公務員試験を初めて受験する人は、独学での面接対策には向いていないと言えるでしょう。



予備校や専門学校では、他の人の模擬面接を見ることで、自分と比較しやすいんです!
最短で合格したい人
面接対策で独学が向いていない人の特徴は、最短で合格したい人です。
なぜなら独学は、正しい方法で対策ができているかの判断が難しく、試行錯誤に時間がかかるからです。
面接対策を効率的に進めるには、以下が必要となります。
- 自分に合った対策法
- 頻出分野の優先順位付け
- 面接カードや模擬面接の客観的評価
予備校や通信講座では、合格者のデータをもとにしたカリキュラムが用意されています。
そのため、これらの知識がなくても、最短かつ効率的な対策が可能です。
一方独学では、情報収集から学習計画、評価まで全て自分で行わなければいけません。
面接対策以外に時間を取られることも多く、時間がかかります。
以上のことからも、最短で面接試験合格を目指す人は、独学での面接対策が向いていないと言えるでしょう。



とにかく早く合格したいなら、独学はおすすめしません!
モチベーションを保つ自信がない人
面接対策で独学が向いていない人の特徴は、モチベーションを保つ自信がない人です。
公務員試験の面接対策は、短期間で結果が出るものではありません。
継続的な準備と地道な練習が必要であり、長期間モチベーションを保ち続ける必要があります。
また、途中で不安を感じやすいのも独学の特徴です。
今の対策が正しいかどうかを模索しながら、1人で対策を進めなければいけません。
不安を抱えながら対策するためには、精神力が必要です。
モチベーションを保つ自信がない人にとって、独学での対策は非常にハードルが高いと言えるでしょう。



予備校や専門学校では、仲間とモチベーションを保ちながら対策できるんです!
【注意】独学受験者が陥りがちな3つの落とし穴


独学で合格を目指すなら、陥りがちな落とし穴を理解した上で対策しなければいけません。
独学受験者が陥りがちな落とし穴としては、以下の3つが挙げられます。
- 「暗記した回答」を棒読みしている
- 志望動機が「どこでも通用する内容」になっている
- 面接マナーが適切にできていない
以上は、独学で対策しづらい部分です。
だからこそ、重点的に対策することで、独学での合格率を高められます。



予備校利用者との差が付きやすい部分がこの3つなんです!
「暗記した回答」を棒読みしてしまう
独学受験者は不安から、用意した回答を丸暗記しようとしがちですが、これが落とし穴となります。
なぜなら、丸暗記した回答は棒読みになりやすく、感情や熱意が伝わらないからです。
また、丸暗記だと応用が効かないというリスクもあります。
緊張でセリフが飛ぶと、何も話せなくなってしまう可能性が高いです。
そのため、回答を暗記するのではなく、伝えたいキーワードだけを覚えておきましょう。
キーワードをもとに、その場で回答する練習をしておくのがおすすめです。



完璧に伝えるのではなく、自分の言葉で伝えることを意識しましょう!
志望動機が「どこでも通用する内容」になっている
独学受験者は、志望動機が「どこでも通用する内容」になっている点にも注意が必要です。
どこでも通用する内容では、熱意や受験先でなければいけない理由が伝わりません。
例えば、「地域の人々の役に立ちたい」や「住民に寄り添った仕事がしたい」といった内容です。
これらは決して間違いではありません。
しかし、これだけでは面接官を納得させられない可能性が高いです。
面接官は、「他の自治体ではなくここを選んだ理由」を知りたいと考えています。
受験先でなければいけない理由を持たせるためにも、受験先について徹底的に調べておきましょう。
そして、採用されたらどう貢献できるのかも具体的に考えておくのがおすすめです。



HPを見るだけでなく、実際に街を歩いて「自分の目」でネタを探すのも効果的です!
面接マナーが適切にできていない
独学受験者にとって、意外な落とし穴となるのが「面接マナー」です。
面接マナーが適切にできていなければ、好印象を与えられません。
特に、入室から着席までの一連の動作は、面接官が受験者を最初に評価する部分です。
ここができていなければ、どれだけ良い回答を用意しても、高評価は得られないでしょう。
面接マナーを良くするためには、第三者視点のチェックが欠かせません。
自分ではできているつもりでも、意外とできていないこともあります。
家族や友人への依頼やハローワークの活用など、独学でもできることをしておきましょう。



自分だけで完結するのではなく、周りの方の力を借りましょう!


公務員試験の面接対策に関する質問
公務員試験の面接対策に関する質問を以下にまとめたので、参考にしてみましょう。
まとめ
公務員試験の面接は、向いている人が正しいやり方で対策すれば、十分合格可能です。
公務員試験における独学での面接対策について、覚えておくべきポイントを以下にまとめました。
- 独学での面接対策はきついが合格できる可能性は十分ある
- 面接対策は最低でも試験当日の1か月前から始める
- 独学のメリット・デメリットを理解した上で対策法を検討するのがおすすめ
- 模擬面接だけでは、効果的な面接対策にはなりづらい
- 独学でおすすめの対策手順は「情報収集」「想定問答の作成」「1人模擬面接」「第三者によるチェック」
- 独学で不安な方は外部の面接サービスの利用もおすすめ
- 独学が向いている人と向いていない人には明確な特徴がある
- 独学受験者が陥りがちな落とし穴を知っておくと合格率を高められる
この記事を読んで、「自分は独学に向いていなかった…」と焦りを感じた方もいるのではないでしょうか?
独学に向いていなくても、予備校やオンライン講座を利用すれば合格率を高めることが可能です。
どこを利用するか決められない方には、「数的塾」をおすすめします。
数的塾は、公務員試験専門の学習塾講師による、数的推理克服のための学習メディアです。
数的推理以外の試験対策もでき、面接試験にも対応しています。
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